明智光秀も眺めた?東尋坊。 オシャレなカフェで地中海風のロケーションを楽しもう
この写真を見て、ここが 日本の名勝 福井県 東尋坊 だと想像できるでしょうか。
今回は、かつての THE 昭和 なイメージとはかけ離れた、ちょっとオシャレな東尋坊を紹介します。
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もしかして明智十兵衛も⁉︎
コロナ禍で自宅に篭る日々。
来週はいよいよ長良川の戦い、美濃編のクライマックスだ。
この後、戦いに敗れた明智十兵衛(光秀)は、美濃と越前の国境 油坂峠 を越えて朝倉氏に身を寄せる。
そこで10年余りを過ごすことになるが、地元の住民からは敬愛されていたようで、光秀を祭った明智神社なる場所も存在する。光秀の住居もこのあたりだったそう。
その明智神社から距離にして30kmのところに、東尋坊がある。歩けば7時間ほどかかる。ちょっと遠いが 光秀も東尋坊からの景観を眺めたのではないか。そうだとしたら、海のない美濃の国で育った光秀にとって東尋坊から望む日本海は、美濃での戦乱を忘れさせるほどの爽快感を感じたのではないか。
そんなことを考えていたら、昨夏訪れたこの地にまた行きたくなってしまった。外出自粛の中、せめてブログで振り返ろうと思う。
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25年ぶりの 東尋坊
訪れたのは、2019年8月17日
各地で被害をもたらした大型台風10号が去った次の日。まさに台風一過の晴れやかな夏日でした。
東尋坊と聞いてイメージする景色はこんな感じだと思う。
日本海に面した海食崖で、高く険しい岩壁が続く。
そして、遊歩道や軒を重ねるお土産屋さんの雰囲気は THE 昭和!磯の香りにのせて歌謡曲が流れる様子が目に浮かぶ。
昨夏、私がこの地を訪れたのは、実に25年ぶり。学生時代以来のことだ。
かつての昭和(訪れたのは平成でしたが)を顧みたくて行ってみたのだが・・・
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なんかオシャレ・・・
ここは 東尋坊の先端、景観の一等地にある IWABAカフェ(岩場カフェ)。
東尋坊から日本海を望むには絶好のロケーションにあるこのカフェは、2016年にオープンした東尋坊では人気のカフェ。
外観もメニューも、あの ス◯バ にそっくりですが、ここのオススメはなんといっても、店内から望むオーシャンビュー。「神の席」と呼ばれる特等席に座れば、地中海リゾート気分満点!(地中海行ったことないですけど)
※IWABA CAFEさんWEBサイトより
予約不可で、空席になることがほとんどないため 正に神の席。残念ながら、私は座ることができませんでしたが、全ての席から海を見ることができるので、それだけでここに立ち寄る価値があると思います。
※IWABA CAFEさんWEBサイトより
それ以外にも、ちょっと変わった雑誌屋さんや、昨年のトレンド タピオカドリンクのお店など、随分とオシャレな雰囲気になったなぁと。
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でも、私のしめは、やはりコレ。
イカ焼き定食 1400円。
どうしてもこれが食べたかった。学生時代に食べて感動したこのイカ焼き。
昔は確か900円で、イカはお皿からはみ出すほどの大きさでしたが。それでも私の東尋坊といえばコレです。
オシャレなお店と東尋坊。昔とは違った姿の観光地になりつつありますが、永年の月日が刻んだ荒々しい景観は、いつの時代に眺めても人の心を打ち続けるのではないでしょうか。
今度こそ、「神の席」で!
以上でございます。